なんぱバカ一代


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Posted by 最後なのでゴチャゴチャと... on 1999/03/04 16:48:05:

    「ごあいさつ」では皆さんから多くのメッセージを頂戴することができ誇りに思います。大いなる励みになると共に、自分の歩んできた道が決して間違ったものではなかったということを実感しました。メッセージ等を下さった全ての皆さん、誠にありがとうございます。全てプリントアウトして大切に保管させてもらいます。

    レスポンスを読んで、以前人相学について書くと言ったのがそのままになっているのを思い出したので、「なんぱバカ一代」のハンドルとしては最後の長文を一発かまして有終の美を飾ることにします。


    今の時代、何をやるにしても情報を収集するという作業は必要不可欠で、これは当然ナンパにも当てはまる。ハンタ−Kは「歩行速度」及び「指輪チェック」という情報を活用し高確率をキープしているようだ。今回は私なりの情報戦の一部を紹介しようと思う。

    人間パッと見で、この人は優しそうな人、あるいは冷たそうな人といった様々な印象を受けるものだ。これら第一印象の判断材料は多々あれど、やはり、顔からの情報によるところが大きい。それだけ顔には個人の情報が集中している。簡単な例を挙げると、一文字眉の人は気の強そうな印象を与え、垂れているとルーズに見える。そして、それらは概ね正しい。これらデータを一つの学問にしたのが人相学であり、私が大学時代にとりわけ熱中した分野でもある。何故熱中したかと言うと理由は簡単、ナンパに直結しているからだ。ナンパに応用できる学問は多々あれど、心理学と同様人相学もその最たるものである。人相学というと胡散臭いものを感じる人がいるかもしれないが、学問としての歴史は古く、この人類の英知をナンパに応用しない手はない。手相を勉強している人は多いだろうが、それがスキンシップ及び話のネタであるのに対し、人相学はより直接的かつ攻撃的だ。話題には上がらず(別に上げてもいいが、手相よりは劣る)、ひたすら水面下において意思決定のための情報収集に用いる。昔の日本の忍者は人相学が必須科目だったらしいが、現代における恋愛のゲリラ戦士たる我々ナンパ師にも同じ事が言えるのではあるまいか(キャッチは無差別テロだね)。皆さんも人相学など知らずとも、パッと見で「あの娘は落としやすそうだな」等なんとなく感じるときがあるでしょう?この「なんとなく」を人相学で理論武装することにより「確信」に変えるわけです。やがて確信は指針となり、成功という大きな果実を実らせ、自信という種を蒔きます。とりわけ役に立つのが「彼女は押しに弱いか?」「彼女は好色か?」です。どのような顔の造りがこれに該当するかは専門書の解説に譲るとして、この二点はナンパ師なら知っておくべきでしょう。更に要注意事項として力説しておかなければならないのは、「四白眼」の女性には絶対に手を出してはいけないということです。この「四白眼」というのは凶相の最たるもので、私がこれまでのナンパ人生において大したトラブルに見舞われることがなかったのも、ひとえに「四白眼」の女性を避けてきたからではないかとも思う。滅多にお目にかかれる相ではないが、喫茶店に入ってから「四白眼」だと気付いて、震え上がってしまったこともある。あと「上三白眼」も要注意だ。人相学に興味のない方も、最低この二点だけは立ち読みするなどして覚えておいて欲しい。また人相学に熟練してくると、事前に性格を読むことによりアプローチした際の反応も予測できるので(皆さんも訓練すれば、ある程度当たるようになる)、二言目以降をより緻密に準備することが可能となり、それが成功につながることになる。歩いている女性の人相を観るのは容易ではないが、是非とも訓練を重ねて上達して欲しいところだ。また広義の人相学は、顔によるボディーランゲージを含む。つまり、彼女は今楽しんでいるのか、退屈しているのか?笑いは本心なのか、うわべだけなのか?等々、これらの情報は会話進行上有益なものとなるだろう。ボディーランゲージなど、私が言うまでもなく皆さん既に学習済みだろうが、それに加えて顔からの情報も汲み取れるようになれば更に効果が上がる。人相学に関する本は、読む気も起こらないような専門的なものから、占いに毛の生えたような簡単なものまで多数出版されているが、下に紹介する一冊が個人的にはお薦めだ。人相学はナンパと切り離しても、非常に楽しんで取り組めるものと思う。まずは鏡で自分の顔を見ながら読み進めて欲しい。その有用性にきっと驚くはずだ。


    題名  人相学の事典

    著者 平木場 泰義

    発行  東京堂出版

    定価 2、000円



    今までこの掲示板に参加してきて、何を書いているかではなく、その文体のみをもってこの人は伸びると感じた方が3名程いるが、tricotさんもその一人です。ひょっとしてtricotさんは以前数回お目に掛かった○○○○さんと同一人物でしょうか?まあ、それはさておき新たに調教師志望の仲間が増えたのは嬉しい限りです。その志に敬意を表しSLAVEさん、あっちっちさん、KOさん、tricotさんへの補講としてここからは話を進めます。

    ナンパ師同様、調教師にも様々なタイプが存在します。肉体的な面を中心に考える人もいれば、精神的な面を中心に考える人もいるし、また、これらは明確な線引きが難しいので、その両面を持ち合わせている人も多いということになります。肉体的な調教は比較的簡単で、単にその方法を覚えれば事足り、後は慣れ次第です。しかし、簡単な割にその効果は絶大で「SEX FRIENDが欲しい」と考えるのなら、かなり有効な方法です。依存性が強い反面、調教師の絶対数が少ないので必然的にリピーターが多くなるのです。資格でも何でもそうですが、皆が関心の無いうちに身に付けておくと非常に得をします。レディコミ等の影響で需要があるにも関わらず、供給が全く追いついていないのが現状で、今が一番いい時期かもしれません。巷には自称調教師が増えつつありますが、年齢に左右されずライフワークにも十分なり得るので、皆さんには本格指向で頑張って欲しいところです。皆さんはナンパ師でもあるわけですが、ナンパした女性に喫茶店で「俺は調教師だよ」と明言すると、興味津々で飛び付いてくる娘も少なからずいます。こうなると話が楽ですね。
    で、難しいのは精神的な調教です。快楽(時には苦痛)を武器にする前者に対し、こちらは内面的魅力を武器に行います。従って、私の考えるナンパ術と共通する部分が多いです。だた、ナンパ師のそれに比べると、更にリーダーシップとカリスマ性が要求されるので難易度は上がります。逆に言えば最高の自己啓発でもあります。キーワードは「ファン創りから信者創りへ」です。私の造語ですが、精神的調教を説明するにはこの一言で事足ります。ナンパがファン創りであるのに対し、精神的調教は信者創りそのものであり、一種の洗脳と言えます。要するに、ナンパした女性をあっちっち教の信者にしてしまうわけです。また精神的調教は両者の年齢、既婚、ルックス、社会的地位等も全く関係ありません。それだけ人間は精神的なものには弱いのです。司法試験に合格するほどの頭脳の持ち主でも、精神世界からのアプローチにはもろいという実例を皆さんもご存じでしょう。例えば人相学や心理学を利用して、ナンパした女性の性格や背景を言い当てるのも精神的アプローチの一つです。可能ならば、その後相談に乗ってあげると効果は倍増します(この時、語尾は「したほうがいい」ではなく「すべき」を使うことに注意)。単純な女性なら、ナンパ当日にして「あなたの言うこと何でも聞きます!!」といったような教祖と信者の関係が成立するでしょう。よって宗教や哲学、そして洗脳関係の本も調教師にとっては有益なものになります。
    SLAVEさん、あっちっちさん、KOさん、tricotさんの成長を心より祈る。




    あっちっちさん、自分はチキンだから出来ないと考えるのは単なる言い訳にしか過ぎないよ。以前書いたが、私もナンパを始めようと決意して最初の一人に声をかけるまでに6カ月を要した折り紙付きのチキンだ。しかし、「チキンな精神」を鍛えるにはナンパほど面白いものはないと思わないかい?自分で言うのも何だが、ナンパを通して随分と成長したよ。ジゴロにも興味があるんだったら、チキンと言わずに私が復帰したときは一緒にやっていこう。ただ、あっちこっちに手を広げるのも考えものなので、とりあえず復帰するまではナンパと調教に日々全力で精進されたい。これからいい季節だしね。愛犬は願望ではなく宿題にします!!




    仕事は辞めるの?

    辞めません。あくまでも趣味です。「仕事あっての趣味」が信条です。


    ジゴロとは?

    女性で言えば愛人、ワンショットなら援助交際と言ったところでしょうか。私はそうとは思っていませんが、今は書かずにおきます。


    ホストのほうが手っ取り早いのでは?

    確かに手っ取り早いでしょう。今手元にはジゴロとして稼いだいくばくかのお金がありますが、私にはとても尊いものに感じられます。賛否両論あるでしょうが、いかなる組織にも頼らず、自分の体一つで稼ぎ出したものだからです。女性ならいとも簡単に成し得ることですが、男はそうはいかないでしょう?とても散財する気にはなれません。ホストは比較的間口が広いが、ジゴロは狭いというのも魅力を感じる一因です。ただ、この掲示板でジゴロになってみたいという方がいるのであれば、私がその間口を広げます。以外に多いのでは?




    これは2月の話。

    夜中にTELしてきた女性はひどく緊張していた。名前も名乗らなかったので最初は誰だか思い浮かばなかったが、私が会話をリードしているうちに、どうやらバレンタインデーの前日に知り合った−正確に言うと営業をかけた−○○○さんと知れた。どうやら寂しくてTELしてきたようだ。翌日の出社を内心気にしながらも長電話をしていると、窓が白み始めた頃に今度会って下さいというオファーがきた。男と女の関係ではなく、普通のデートがしたいというのが彼女の希望だった。もちろんOKだ。どんな内容のデートがしたいのか聞いたら、私に考えて欲しいと言う。それなりに悩んだ末、月並みではあるが当日は車で近所まで迎えに行き、三宮までドライブに連れていってあげることにした。タイタニックには本当に感動したと彼女が言ったので、セリーヌとタイタニ
    ックのサントラを借りてきてテープに録音した。趣味といえども妥協はしない。

    デートを終えて無事彼女のアパートの前に着いたときに「いくら払えばいいですか?」と聞かれた。「いくらでもいいよ」と答えると、彼女は申し訳なさそうに「フリーターなのであまり払えませんけど...」と、いかにも女ものといった可愛らしい財布から五千円札を一枚抜いて私に差し出した。たとえ五千円といえども、二人分の食事代やらお茶代を加味すると彼女は一晩で二万円近くを出費することになる。フリーターの一人住らしで二万円は痛いだろう。そもそも街中で魅力を感じたからアプローチした程の女性なので、私とて楽しかったのだ。何故に彼女だけが出費しなければならないのか?私こそ授業料を支払うべきではないのか?というジゴロ失格の考えが頭をよぎった。彼女の質素なアパートを見てしまったのもある。結局、押し問答の末、今日は特別サービスという強引な理由でお金は受け取らなかった。不承不承の彼女を、一応駆け出しではあるがジゴロの端くれ−まだ自称の域だが−なので部屋の前までエスコートすると「今度給料が入ったらまた会ってくれますか?」と彼女が言った。私はその持てる技術の全てを使った笑顔で「もちろん」と答えた。小指を差し出してきたので、私もそれに合わせた。指切りであり、この日の最初で最後のスキンシップだった。帰りの車中、これじゃあ月50万なんて程遠いなと苦笑する反面、こういう需要があるのならジゴロも案外やりがいがあるもんだと心が晴れた。また会うことがあるのなら、今夜よりもっと素敵な時間を過ごしてもらいたい。彼女の手前、我慢していた煙草がやけに美味かった。
                                   


    では皆さん、しばしさようなら!!



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