海外ナンパその二

さて前回続き。

海外ナンパにおける原則は、
（1）相手を安心させる
（2）自分といればもっと楽しいところ行けると思わせる
事である。（もちろん実際にそうでなくてはならない）

（1）とは自分も日本人である事を話す事であり、（2）とは在住者である旨を知らしめる事である。

　しかしいきなり、「私は日本人でここに住んでおり・・・」という声の掛け方もないだろうから、逆に相手からこちらに尋ねさせる事が必要である。

　あなたが彼女に「日本人ですか？」と尋ねればきっと彼女もあなたに同様の問いをするだろう。また「観光ですか？」と尋ねれば彼女もあなたにそう尋ねるだろう。これで前述の（1）、（2）はほぼ達成である。


　また上記を踏まえた上でのテクニックは一般的なナンパと同じだと思われるが観光中という状況下のため決して「暇」ではないという事である。よってあくまでナンパのスタンスは、彼女達がこれからする事、またしたいと思っている事のお手伝いであり、決して彼女達の予定を遮ってまで我々のペースにあわさせる事ではないと肝に銘じている。
（彼女達は貴重なお金・時間を使って来ているのである）

　具体的にいえばおいしいものを食べたいと思っている女性とは食事に行き、買い物をしたいと思っている女性には安いところを教え、飲みに行きたいと思っている女性とは飲みに行くといった事である。そうする事で親近感もわきそのうち我々に行動をゆだねてくるであろう。

　これが私のポリシーであるが、在住者としてクリアしなければならない壁は言葉である。幸いな事にこちらでは英語が通じ、また広東語も片言ながら話すことができるので助かっている。言葉が出来れば彼女のあなたへの見方も単なるナンパクンではなくなるであろう。

　さてナンパは理論よりも実践であるが、私自身小心者である。躊躇しがちな一歩を、百の理論で武装し勇気を持って踏み出そう。白人どもに日本の女性を取られるな！
　
　

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