職人


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Posted by 旧なんぱバカ一代 on 1999/07/12 14:44:19:

    先週、用あって難波に出向いた折、私の弟子にして極々會緑帯のR君に偶然出会った。私が某投稿雑誌の「速攻生撮りハンティング」というコーナーに自分の写真が毎月掲載されることに人生の情熱の九割以上を費やしていた頃からの弟子で、バリバリのカメラなんぱスタイルだ。彼はクソ暑い中フル装備で武装し、汗だくで移動中だった。ちなみに鞄の中身は一眼レフ、デジカメ、デジタルビデオカメラ、各種バッテリー、三脚等々。そして私の影響を受けてかSMグッズ少々。肩に掛けるとストラップが肉に食い込む程の重さだ。「せめて夏はもう少し軽装備にしたらどうだ。一回目は写真だけにしてビデオは次にすればいいだろ?」と言ったらひどく説教された。彼いわく、同じビデオでもナンパ当日に撮影したやつと、二回目以降に撮影したやつとではそのコレクションの
    価値に雲泥の差があるのだそうだ。まあ、私も昔やっていたのでこの心情は理解できる。彼は即日Hという点においては比類無き実力を持ち即日Hコレクションビデオも優に百本を越えるが、カメラがなければただの一般人ということで緑帯止まりにしている。一つ言うと彼は非常にブサイクである。しかし彼を見ているとナンパの実力の差というのは、要するにナンパに対する情熱の差であるということが実感できる。最近の一休さんやKOさんの実力の伸びにはめざましいものがあるが、ここにも同じことが言える。R君も私同様典型的ななんぱバカだ。ナン中(ナンパ中毒)と言っていいかもしれない。「あくまで僕は即日生撮りにこだわります。だからこの重さも苦になりません!!」と熱っぽく私に語った。少々変わり者ではあるが、彼もまた職人である。


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